クマンマンの日常

バリ島の職人たちと作る日常着やジュエリー。クマンマンの毎日。

古いには訳がある。

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世の中には美しいものが沢山あって、競い合ってる。

豪華さ、希少さ、価格…

 

服にせよジュエリーにせよ、世の中の流行を追ったり、自分たち以外の何かと競っていく作業のその先には、どうも疲労しかないような気がしてしまいます。

 

アンティークの良さは、時代を経てなお残ってきたということ。

今は使えなくなった素材や、途絶えてしまった技法、現代では考えられないくらいの手間をかけ、惜しまず作られていたり。

 

昭和の頃の指環を見つけました。

石は合成石でしょう。

でも、銀台に施された細工と共に、静かな美しさを見せてくれます。

 

どんな人が身につけていたのでしょうね?

 

先程この画像をバリ島の職人に送ったら、大興奮!

 

なんて素晴らしいデザインなんだ!と。

そこから、バリ島伝統技法をプラスしていったら、どんな風にこの指環を今に蘇らせることができるかを話しました。

 

楽しみ!

どんなものができるかな…

 

2020年ははじまったばかりで、すでに物騒な出来事がおきています。

暗い気持ちになりそうだけど、良いことにはYES❗️

悪いことにはNO‼️と声をあげて、そして美しいものから力を得て、明るく、楽しく、前向きに行動していきたいです。

 

そのことを忘れないために。

人には美しいものが必要なんじゃないかな。

 

次回のクマンマンは5月1日から3日❣️

 

阿佐ヶ谷context-sです❣️